葬儀の気になること

お葬式を2度やった経験から感じたこと、気になったことを色々書きます。 ちなみに葬儀は仏式が1回、神式(天理教)を1回。

仏式よりも神道の葬儀は安い?

祖母の葬儀を天理教で行ったのですが、仏教であげるよりも神道の方が安いという声を参列された方からききました。
仏教でも葬儀をあげていますが、基本的には費用に差が出るとしたら導師、お寺様などに包むものだけです。

葬儀社が持っている祭壇の代わりに、教会の人が持ち込んだ神棚?を使いましたが、その分は教会に渡し、神棚?のお供え物がいるので、その費用がちょっと必要になります。多少の違いはありますが、葬儀社に支払う分はほとんど一緒です。

同じ額なら人が多くなる

お寺様に包む額と、天理教に包む額は私の場合はそれほど大きく変わりませんでしたが、同じ額くらいの額でも天理教の方が沢山来てくれます。というのも、仏教の場合は導師に伴僧が1人から3人程付きますが、増えれば増えるほど包む額も大きくなります。ところが天理教の方は雅楽を演奏する関係で仏式よりも沢山の方が来られるのですが、包む額は一人辺りで比べると半分もしませんでした。

いくら包めばいいものかわからないので聞いたのですが、向こうから伝えられた額は少ないのです。お寺様の方も、お願いしたところは気持ちだからいくらでも構わない、包んだ額に何も言わないところなので、ネットで見かける相場よりも少なかったと思うのですが、それでも天理教の方が少ないのです。そして人は多い。

雅楽は生演奏ではなくCDを使うこともあるそうで、費用をかけられない場合はその旨を伝えればそのようにやってもらえるそうです。
仏式での葬儀も葬儀社が仲介するようなサラリーマン的なところなら、うん十万円なんてことはないようなのでそんなに変わらないかもしれません。ただ、同じ額なら人は増えるので豪華な、派手な感じにはなると思います。

法事が少ない

また、仏教なら法事は1周忌、3回忌、7回忌、13回忌という具合ですが、天理教の場合はキリがいい1年祭、5年祭、10年祭というような感じで行うので法事も少なくなります。天理教の方は法事が少なくて楽だとアピールしていました。

列席のマナーがわからなくてもなんとかなる

ちなみに天理教での葬儀の進行やマナーなどが気になるかもしれませんが、リーフレットを配ったり、玉串奉奠(たまぐしほうてん)のやり方はその場で説明してもらえました。香典には御仏前じゃなくて御霊前とか、色々ありますが天理教の方はマイナーであることをよく知っているので、特にあれこれ面倒なことは言いませんでした。

まとめ

まとめると、仏教でお葬式をあげる場合と神道であげる場合、費用で異なるのはいくら包むか、この点だけです。包む額は神道(天理教)の方が少なくて済むケースが多いようです。また同じ程度の額であれば人が多く、豪華になります。